タイ渡航解禁いつ!?国際線旅客機の入国禁止、6月末まで延長
皆さん、東南アジアの中で、日本人が一番多く訪れるのはどの国かご存知ですか?そう、それはタイなんですね。
本日は、東南アジアの国で日本人海外渡航先No1のタイについて、今後の渡航解禁の可能性について私の考えをまとめました。
結論:
旅行客として日本からタイに渡航できる可能性は、7月以降が濃厚という状況。
残念ながら6月の入国再開は絶望的。
では、その理由を見ていきましょう。
今日のお題は以下の順序で進みます。
・6月のタイ入国再開が絶望的な理由
・タイのコロナ感染状況
・タイのロックダウン状況
6月のタイ入国再開が絶望的な理由
5/16付けで、タイ民間航空局から「タイ行き航空機の飛行禁止措置期間を6/30まで延長する」という発表がなされました。貨物機、軍用機、帰国のための特別機、緊急着陸などは禁止措置の対象外とされているので、この記載に沿えば、旅行客が入国できる可能性はゼロと捉えるべきでしょう。
一方で、外務省の海外安全情報のサイトのタイ渡航の欄を見ると、「労働許可証を有する外国人,外交団,国際機関の職員,政府の代表等に限り,健康証明書(出発の72時間以内に発行されたもの)及び出発地のタイ大使館/総領事館が発行するレター(労働許可証を有する外国人の場合のみ)の提示があれば,入国は可能となる」という旨の記載があります。これを信用するとなると、要人や企業管理職についてはビジネス上の理由で渡航が許される可能性は残っているという理解できるかと思います。
つまり、6月に渡航される方がいるとするならば、それは条件付きの狭き門です。限られた方を乗せる飛行機は、少ない座席数で予算を確保しなければならない航空会社側の都合もあり、チケット代がとても高額になる場合があるので、注意が必要です。
タイのコロナ感染状況
数字としては、日本よりも感染数は穏やかな状況であることがわかります。
100万人あたりの検査数・感染者数を見れば明らかです。検査数については日本の倍以上なのに対して、感染者数は日本の約1/3というのがタイの現状となります。
先日お話をしたベトナムほど感染が少ないとは言えませんが、世界の他国と比較したら低い数字を保てている状況と見て良いでしょう。
タイのロックダウン状況
もともと5月末までと言われていたタイのロックダウンですが、先日、タイ政府より、5月17日から規制の緩和が適用されるという発表がなされました。引き続き、夜間の外出、すなわち午後11時から翌朝4時までの間の外出は禁止されたままとなりますが、パブやバーを除く飲食店、百貨店,ショッピングセンターの営業が順次解禁されていくとのことです。
タイのロックダウンの他の国との違い、特徴としては、お酒の販売が禁止になったことなんですね。こちらについては、残念ながら今回の緩和措置においても、解禁にはならないようです。
最後にまとめです。
タイについては5/18現在の情報をもとに推察すると、以下のことが言えます。
- 観光客としての入国は早くても7月となる見込み
- タイ国内のコロナ影響は日本よりはだいぶ少ない
- 現地の検疫措置は比較的ゆるくなってきている
- ただし、酒を購入することはできない
- 6月の日本〜バンコクのフライトは条件付きで可能性あり
ということで、本日の投稿は以上です。
Source:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/kaigai.html
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20200516-1.html
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20200516-2.html