ノマド通信

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これから巻き起こるニューノーマルな世界に向け、海外ノマド・語学習得・SDGsの観点から情報をお届けします

フィリピン国際線が一部再開か。今、マニラ空港で起きていること

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こんにちは。ダイスケです。

本日は、私が良く週末ノマドで使うフィリピンマニラ行きの便、すなわち成田・羽田とマニラを結ぶフライトの現状について、お伝えします。

 

本記事の内容は動画で詳しく解説しています。

youtu.be

 

まずは結論:
・5月いっぱいは限られた便のみでほぼ欠航、
・6月以降に徐々に再開されるか
といった状況。

 

その内訳
JAL:マニラ発成田行き直行便が5月末までは毎週火曜日に運航
ANA:マニラ発羽田行き直行便が5月末まで月曜日・水曜日・金曜日に運航
・Philippines Airline:国際線・国内線ともに5月末まで欠航
・Cebu Pacific:国際線・国内線ともに5月末まで欠航
・Jet Star:成田-マニラ間は5月末まで欠航

 

見てもらえればわかるとおり、5月についてはほぼ絶望的。
JALANAが定期運行していますが、これは日本への帰国者専用便と捉えるべきです。
裏を返すと、6月以降は各社から案内が出ていないため、徐々に回復が見込まれる可能性は残っている状況。
そして、Philippines Airline、Cebu Pacificについては、国内線も含めて欠航ということなので、マニラ空港自体がほぼ機能していない状況と見てよいでしょう。

 

マニラ空港の現状も見ていきましょう。
一時閉鎖されていたマニラ空港ですが、5/11から一部の国際線の受け入れが開始されたという情報がCNNなどのニュース媒体で確認できています。
ただし、国際線でマニラに入国できる人のキャパシティが一日あたり、400名までとのことなので、だいぶ狭き門だということがわかります。PCR検査や待機場所の確保の関係で、受け入れ人数に規制があるようです。
そして、マニラ空港の国際線で受け入れ可能な人の対象は、帰国する居住者、フィリピンのパスポート所持者、各国の要人、外交官のみがフィリピンの入国が許可される、ということです。
観光客の受け入れは未だ禁止とのことで、これらの条件は6/10まで適用されているとなっているというのが、フィリピン運輸省配下にある民間空港公社の発表だということです。

https://www.cnn.ph/news/2020/5/9/naia-inbound-international-flights-allowed-selected-days-starting-may-11.html


結局、一般の観光客としての渡航がいつできるのか、6月に回復する兆しがあるのか、については、最新の入国規制のチェックをしていくことが手っ取り早い。いずれにせよ、国際線が飛び始めたとしても、入国規制が緩和されないことには事実上、観光客としての行き来はできないということになります。

 

現状としては、こちら。
・マニラへの入国規制の把握:日本を含むVISA免除国は規制中
・日本に帰国する際の入国規制の把握:日本国籍持っていれば入国はできるが、PCR検査・公共交通機関以外での自宅帰省(マイカーorレンタカーなど)・14日間の待機要請

早い段階、できれば6月に回復することを祈るばかりの私ですが、


今後にそなえて、
例えばフィリピンに入国した後も、マニラ周辺はもちろん、フィリピン全土で実施されている検疫の実情、ニューノーマルとしてフライトを活用する際の空港利用の新しいルールなどにも注意が必要です。このあたりの最新情報についてもあらためて動画にしていきたいなと考えています。

では、さようなら。

 

情報源
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00107.html
https://www.jetstar.com/
https://www.cnn.ph/news/2020/5/9/naia-inbound-international-flights-allowed-selected-days-starting-may-11.html

飛行機でウイルス感染するリスクは○○%。限りなくゼロにするための対処法

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飛行機でウイルス感染するリスクについて海外渡航歴 年20回超の私が調べた内容を皆さんにお伝えします。

 

本記事の内容は動画で詳しく解説しています。

youtu.be

 

まず結論ですけど、極めて低いです。
数字でいうと、0.35%。乗客200人ほどを乗せた中距離便1便に、もし感染者がいた場合、平均して0.7人に感染するリスクが生じる。

この数字は、アメリジョージア州のエモリー大学のハーツバーグ氏とワイス氏らが率いる「フライヘルシー研究チーム」が、実際にアメリカ国内便10便に搭乗することで機内での人の接触を観察し、機内での感染リスクを数値化したもの。

Behaviors, movements, and transmission of droplet-mediated respiratory diseases during transcontinental airline flights
Vicki Stover Hertzberga, Howard Weissb, Lisa Elonc, Wenpei Sid, Sharon L. Norrise, and The FlyHealthy Research Team3
https://www.pnas.org/content/pnas/115/14/3623.full.pdf

皆さん、中距離便1便、乗客200人のうち1人未満への感染ですよ。これが多いかどうかは個人の感覚だが、なんとなく、もっとたくさん感染しそうな感じ、しませんか?だって、一見すると、飛行機の機内は密ですよね。

 

でもこれ調べてみると面白いんですが、実は厳密には3密ではないんですよね。
というのも、飛行機の機内の空気は、1時間におよそ12.5回も完全に入れ替えています。つまり5分間に1回は、空気がすべて入れ替わっていることになります。一般的なオフィスやデパートなどが1時間あたり1-3回の空気循環と言われているので、それと比べて飛行機はめちゃくちゃ換気が徹底されていると言える。
他にも、航空会社が生き残りをかけて消毒しまくるはずなので、めちゃくちゃ感染しやすい環境とは程遠いといえるのではないでしょうか。

ceburyugaku.jp

 

 

感染確率を更にゼロに近づける対処法ということで、もし次回自分が飛行機に乗る場合に実践しようと考えていることをご紹介します。

 

具体的には、こちらです。

・手洗いの徹底。トイレはもちろん、特にセキュリティ検査トレー
・マスク着用
・機内テーブル・コントローラ利用の際には使い捨て手袋の使用
・窓際座席を利用
・頭上のエアベントを空けてフィルタの空気を吸い込むようにする
・できるだけ席を立たないようにする
・毛布やまくら、ヘッドフォンは持参する
・何をするにも、一番最初か一番最後を狙う(飛行機に乗る時、降りる時の話。列に並んで待つというのは最悪ですので)

 

こういう自分でできる対策というのは、たくさんあるので、これらを駆使して皆さんも、コロナ後に移動せざるを得ない、という場合の参考にしていただければと思います。

以下のソースを参考にさせていただきました。

style.nikkei.com

コロナ後の海外旅行。5つの変化

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コロナ後の海外旅行がどのように変化するか、5つの変化を皆さんにお伝えします。


おそらく海外旅行好きの方は、緊急事態宣言明けにどのような未来が待っているのか、気になっていることと思います。中には相当なストレスを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もその一人で、3月以降で予定をしていた5本全ての海外渡航が取りやめになった人間です。

 

youtu.be

 

ちなみに、こいつ誰やねん、という疑問持つ方多いでしょう。
私、年間の海外渡航回数20回以上となっております。九州、関西圏への出張も多いので、片道を1回として乗り継ぎもカウントすると、飛行機に乗る回数は、年に60回近くにはなっているものと思います。一月に5回は飛行機に搭乗している計算です。

海外渡航回数:約20回/年
飛行機利用(国内込):約60回/年

こんなに乗ってるなんて、あらためて驚きです。そんなLCCメインユーザーなわたくしでございます。

 

では本題です。

  1. 出張激減
  2. GPS携帯の義務化
  3. 入国審査が厳しくなる
  4. 保険加入の重要性が高まる
  5. プライベートであっても職場に連絡必須

ひとつずつ解説していきます。

 

◆1. 出張が激減
今回のコロナ禍により、多くの会社でテレワークや、非対面での商談が図られています。
そしてそれは多くの企業で上手く行っています。
……上手く行ってしまったのです。

コロナが終息した後、どれだけの企業が、これまでと同じようにビジネスクラスの出張を許すでしょうか。アメリカやEU諸国に一週間出張するといったら、飛行機とホテルでエコノミーでも50万円、ビジネスクラスになると2-3倍は軽くかかりますからね。

皆さんも経験あるんじゃないでしょうか。アポ調整を求められたときの切り返しの変化が。

  • 2019まで「これをオンラインで行う必要はありますか?」
  • 2020から「これを実際に会って行う必要はありますか?」

 

◆2. GPS携帯の義務化
海外からの渡航者は最も警戒されます。世界的にコロナウイルスが広まったのは、海外旅行者の伝染が原因だからです。
どのような移動経路で誰と接触したか、GPSの携帯・提出を求められることもありえない話ではありません。
過去に、見守り携帯を子供に持たせたり、浮気調査に夫の携帯にGPSアプリいれちゃうのがニュースになったりしましたよね。
技術的には十分に対応可能なこともあるので、国によっては指定のアプリのインストールが必須になったりする可能性があります。

 

◆3. 入国審査が厳しくなる
海外からの渡航者は最も警戒されると話ましたが、これによる決定的な違いは入国審査の厳格さです。
私の経験では、2月、3月の時点で、中国の渡航歴があったら、アメリカやEU諸国、アジア諸国への入国はできなくなっていました。
これと同じことがおこってくるでしょう。
体温検査は必須になりますし、それに加えて、抗体検査があるかもしれません。

 

◆4. 保険加入の重要性が高まる
それでも海外へ行くんだといって、出たは良いが、もし海外でコロナにかかっちゃったり、そうでなくてもただたんに風邪引いたというだけで大騒ぎになることが予想されます。
最悪、飛行機に搭乗ができないと、帰国ができずに現地で回復を待つことになります。そうなると、現地の医療機関にかからざるを得ないということになりますが、このときに問題になるのが医療費。
日本はめちゃくちゃ恵まれていて、なぜかというと国民皆保険(聞いたことあるよね)。医療技術が発展している上にかかった治療費の1/3のみの支払いで住んでしまう、世界中みても非常に稀な国。
これが外国となると大きく事情が異なる。ニューヨークのNPO法人「FAIR Health」の調査結果を紹介します。
たとえば、アメリ渡航中に保険に入っていない人がコロナの治療を現地で行ったとすると、820万円の自己負担が発生するだろうという試算がなされています。
https://www.cnbc.com/2020/04/01/covid-19-hospital-bills-could-cost-uninsured-americans-up-to-75000.html

 

◆5. プライベートであっても職場に連絡必須
理由はシンプルで一つだけで、
・隔離される可能性がある
からです。これは仮に日本の緊急事態宣言が終わった後であっても、行き先の国が解除されているとは限らない。旅行中にロックダウンになったり、コロナでなくても風邪で微熱が出て、入国審査や出国審査でそれが検知されると、ほぼ間違いなく隔離の措置が用意されると想定しておくべきでしょう。

 

私は、プライベートで出向きたい理由を持っている人間なので、このあたりの社会人としてのレギュレーションについてはいち早く整理して皆さんにお届けしたいと考えています。

 

ということで、後少しで収まることを期待して、ステイホーム、ということで、本日の投稿は以上となります。

自己紹介

はじめまして、ダイスケと申します。

 

youtu.be

 

わたくしの自己紹介を簡単に。

 

学生時代に言語を開発

起業して失敗

伸びしろ無限な企業にジョイン

上場経験

今に至る


当面の目標は、毎日(最低でも週2回)の更新頻度を保ち、週末海外ノマド・英語学習・筋トレなど自分が好きなことについて情報発信をルーチンワーク化していくことです。

 

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企業人を続けながら個人としての情報発信を広げていくことは簡単なことではありませんが、日々の成長の気づきや失敗談など、私の体験を少しでも皆様のお役に立てていただけるよう、活動してまいります。