ノマド通信

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これから巻き起こるニューノーマルな世界に向け、海外ノマド・語学習得・SDGsの観点から情報をお届けします

コロナ後の海外旅行。5つの変化

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コロナ後の海外旅行がどのように変化するか、5つの変化を皆さんにお伝えします。


おそらく海外旅行好きの方は、緊急事態宣言明けにどのような未来が待っているのか、気になっていることと思います。中には相当なストレスを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もその一人で、3月以降で予定をしていた5本全ての海外渡航が取りやめになった人間です。

 

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ちなみに、こいつ誰やねん、という疑問持つ方多いでしょう。
私、年間の海外渡航回数20回以上となっております。九州、関西圏への出張も多いので、片道を1回として乗り継ぎもカウントすると、飛行機に乗る回数は、年に60回近くにはなっているものと思います。一月に5回は飛行機に搭乗している計算です。

海外渡航回数:約20回/年
飛行機利用(国内込):約60回/年

こんなに乗ってるなんて、あらためて驚きです。そんなLCCメインユーザーなわたくしでございます。

 

では本題です。

  1. 出張激減
  2. GPS携帯の義務化
  3. 入国審査が厳しくなる
  4. 保険加入の重要性が高まる
  5. プライベートであっても職場に連絡必須

ひとつずつ解説していきます。

 

◆1. 出張が激減
今回のコロナ禍により、多くの会社でテレワークや、非対面での商談が図られています。
そしてそれは多くの企業で上手く行っています。
……上手く行ってしまったのです。

コロナが終息した後、どれだけの企業が、これまでと同じようにビジネスクラスの出張を許すでしょうか。アメリカやEU諸国に一週間出張するといったら、飛行機とホテルでエコノミーでも50万円、ビジネスクラスになると2-3倍は軽くかかりますからね。

皆さんも経験あるんじゃないでしょうか。アポ調整を求められたときの切り返しの変化が。

  • 2019まで「これをオンラインで行う必要はありますか?」
  • 2020から「これを実際に会って行う必要はありますか?」

 

◆2. GPS携帯の義務化
海外からの渡航者は最も警戒されます。世界的にコロナウイルスが広まったのは、海外旅行者の伝染が原因だからです。
どのような移動経路で誰と接触したか、GPSの携帯・提出を求められることもありえない話ではありません。
過去に、見守り携帯を子供に持たせたり、浮気調査に夫の携帯にGPSアプリいれちゃうのがニュースになったりしましたよね。
技術的には十分に対応可能なこともあるので、国によっては指定のアプリのインストールが必須になったりする可能性があります。

 

◆3. 入国審査が厳しくなる
海外からの渡航者は最も警戒されると話ましたが、これによる決定的な違いは入国審査の厳格さです。
私の経験では、2月、3月の時点で、中国の渡航歴があったら、アメリカやEU諸国、アジア諸国への入国はできなくなっていました。
これと同じことがおこってくるでしょう。
体温検査は必須になりますし、それに加えて、抗体検査があるかもしれません。

 

◆4. 保険加入の重要性が高まる
それでも海外へ行くんだといって、出たは良いが、もし海外でコロナにかかっちゃったり、そうでなくてもただたんに風邪引いたというだけで大騒ぎになることが予想されます。
最悪、飛行機に搭乗ができないと、帰国ができずに現地で回復を待つことになります。そうなると、現地の医療機関にかからざるを得ないということになりますが、このときに問題になるのが医療費。
日本はめちゃくちゃ恵まれていて、なぜかというと国民皆保険(聞いたことあるよね)。医療技術が発展している上にかかった治療費の1/3のみの支払いで住んでしまう、世界中みても非常に稀な国。
これが外国となると大きく事情が異なる。ニューヨークのNPO法人「FAIR Health」の調査結果を紹介します。
たとえば、アメリ渡航中に保険に入っていない人がコロナの治療を現地で行ったとすると、820万円の自己負担が発生するだろうという試算がなされています。
https://www.cnbc.com/2020/04/01/covid-19-hospital-bills-could-cost-uninsured-americans-up-to-75000.html

 

◆5. プライベートであっても職場に連絡必須
理由はシンプルで一つだけで、
・隔離される可能性がある
からです。これは仮に日本の緊急事態宣言が終わった後であっても、行き先の国が解除されているとは限らない。旅行中にロックダウンになったり、コロナでなくても風邪で微熱が出て、入国審査や出国審査でそれが検知されると、ほぼ間違いなく隔離の措置が用意されると想定しておくべきでしょう。

 

私は、プライベートで出向きたい理由を持っている人間なので、このあたりの社会人としてのレギュレーションについてはいち早く整理して皆さんにお届けしたいと考えています。

 

ということで、後少しで収まることを期待して、ステイホーム、ということで、本日の投稿は以上となります。